| 季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【冬】咳(せき) | 行く人の咳こぼしつゝ遠ざかる | 高浜虚子 |
| 【冬】咳(せき) | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや | 中村汀女 |
| 【冬】咳(せき) | 咳熄んで大きな石をみつめゐる | 菅原鬨也 |
| 【冬】咳(せき) | そこここに虚子嫌ひゐて咳払ひ | 鷹羽狩行 |
| 【冬】咳(せき) | 妻の留守ひとりの咳をしつくしぬ | 日野草城 |
| 【冬】咳(せき) | 咳をして言ひ途切れたるままのこと | 細見綾子 |
| 【冬】咳(せき) | ジャズの中咳を落してわが過ぎぬ | 石田波郷 |
| 【冬】咳(せき) | 咳くと胸の辺に月こぼれきぬ | 角川源義 |
| 【冬】咳(せき) | ふるさとはひとりの咳のあとの闇 | 飯田龍太 |
| 【冬】嚔(くさめ) | つづけざまに嚏して威儀くづれけり | 高浜虚子 |