| 季語(読み仮名) | 例句 | 作者 |
|---|---|---|
| 【春】花(はな) | 母も吾も老いぬ万朶の花の影 | 木崎節子 |
| 【春】花(はな) | 人とゐて一人のやうに花の闇 | 宮地玲子 |
| 【春】花(はな) | 花咲いて三日続きの戦友会 | 松崎鉄之介 |
| 【春】花(はな) | 散らざりし身を護国社の花の前 | 大櫛静波 |
| 【春】花(はな) | 花の山まで真直に霊柩車 | 岡澤康司 |
| 【春】花(はな) | 禽もまた花の奈落に溺れをり | 中尾杏子 |
| 【春】花(はな) | 花万朶ローカル線の長停車 | 星野閑子 |
| 【春】花(はな) | 風になる花あり老人にかかる | 今井杏太郎 |
| 【春】花(はな) | 花の杖突きたしかめて母の手に | 大橋宵火 |
| 【春】花(はな) | 波のうへに花浮き花や遠ロシヤ | 大屋達治 |